小説
□撫でる楽しみ
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それからオレはレオンを捜し回った。
「レオン!レオンどこいるんだ!
レオン!レオン!
レオン・・・」
レオンはやせ細って、ある路地裏にいた。
「レオン・・・レオン捜したぞ」
心なしか、レオンは申しなさげな顔をしていた。
「まぁいい、帰るぞ。」
!?レオンがオレについて来ない。やっぱ何かあったのか?
オレはレオンに特殊弾(動物が話せるようになる)を撃ち、話を聞いた。
《リボーンさん、実は・・・今までの犯人は私だったんです》
「!?何だと?」
「ほらね。俺が言った通りだろ?」
「ツナ・・・。ツナ頼む。レオンを殺さないでくれ。」
「いくらリボーンの頼みでも無理だよ。
今まで街を困らせてたのはレオンだって確定したんだから。
リボーン、最期ぐらいお前の手で葬ってやれ・・・」
「・・・。今までありがとうな、レオン」
−−ズキュン
レオン・・・オレはお前がいたから、頑張れたんだぞ。お前を撫でることが出来なくなるなんて思ってなかった