小説

□花見
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今日の朝、黒曜中の桜が咲いていました。
雲雀君の学校も咲いているのでしょうか。
雲雀君と二人で花見・・・クフフ想像しただけで鼻血が出てきますね。
そうだ、並盛中に行って雲雀君を花見に誘いましょう。





「ひ〜ば〜り君、遊びましょう!」


「君、なんで此処居るの?」

「クフフ、恋人に会ったというのにそれですか。この・・・ツンデレさんめ☆」

バキッ


「なんで打つんですか、雲雀君。」


「当たり前じゃない。
で、今日は何の用なの?」



なんだかんだ言って僕の相手をしてくれるようです。


「雲雀君、桜咲いていましたよ?」


「・・・だから?」


雲雀君、わかってて言ってますね。


「僕と花見(という名のデート)しましょう。」


「!!い、いいよ。準備するから待ってて。」



もう雲雀君ったら頬を染めちゃって、可愛いですね。

−−− 10分後


「じゃあ行こうか。何処の桜を観るの?」


「そうですね・・・」



やばい!そこまで決めていませんでした。



「ふーん・・・決めてなかったんだ。急いで仕事片付けてきたのに。」



雲雀君・・・



「とっておきの桜を見せてあげますよ。」



ーヴヴゥン
地獄道発動☆僕ってエク○シストみたいですね、クフフ。



「これ、僕らの厭な思い出のやつだよね。」



あぁそうでした。あの頃はお互いに殺し合っていましたね。



「すみません、雲雀君。僕実は何も決めてなかったんです。」


「そんなの骸のことだからって最初から気付いていたよ。」



雲雀君・・・。愛の力ですね?キスがしたい。触りたい。でも雲雀君に嫌われたくない。
今回だけ、今回だけですよ、僕。



「・・・骸?」


「ひ、雲雀君。キスをしてもいいですか?」


「そんなの聞かないでよ。・・・・・・いいよ。」



雲雀君がオッケーを出してくれました。クハハハッ
それでは
−−チュッ


雲雀君との初キスは僕の思い出に深く残るでしょう。
 

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