07/15の日記

15:29
あつい暑い熱い
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熱くてダルいと、獄寺は授業をサボろうと屋上の日陰で涼んでいる時だった。
ーーバンッと、扉が急に開いたので誰かとそちらに目を向ければ


「あっ!獄寺みっけ!!」


獄寺を見るなり笑顔になった山本が立っていた。
自分もダルいから授業サボると山本が獄寺の隣に腰を下ろした。


そこからは2人とも無言だった。蝉の声と風の音だけがこの屋上を支配していた。

その沈黙に耐えきれなくなった獄寺がその場から逃げるため腰を上げだの瞬間、熱くて大きな手に腕を掴まれた。
そして獄寺が山本と目を合わせた時。ゆっくり口が動いた


「ーー好きだ」


山本の真剣な顔に、その言葉に、ジワジワと顔に熱が集まるのを感じた。


あつい。暑い。熱い。



この熱の意味を、獄寺は知らなかった…




end



なんだコレはw

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