夜空の物語〜sora's stories〜 2
□標的:32初対面?
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食事も終わり、運ばれてきたデザートに舌鼓しているころ。
ドッカーーン!!
ツ獄山リ「「「「??」」」」
ア「また、ですか;」
海「まったく。」
梨「成長しない子ね。」
蒼桜一同は溜め息。
客一同は、頭の上に大量のクエスチョンマーク。
『戻りました!』
聖「…煙ッ!」
?「……片付けないと;」
知らない声。
?「アランさん、ごめんなさい。」
ア「いいよ;いつものことだしね。」
ペコペコと謝る姿は、小学生ぐらいの背で、夜空のように金髪だった。
その後ろには、ぼろぼろになった壁と飛行機。
悲惨な光景が広がっていた。
『デザートっ!食べる食べる!!』
?「夜空さん……子供じゃないんですから;;」
『?
悠もあたしも子供だよ?』
?「(相変わらずの天然;;)」
悠と呼ばれた少年は、客人に漸く気付き、
?「えーっと
霞 悠(カスミ ユウ)です。」
軽く礼をした。
『悠は私の弟子です。』
デザートを持って席へ戻ってきた夜空は、そう、軽く答えた。