番外編等等…

□噛合わない歯車
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陽花戸中学のそばにある小さな公園には、バスケットゴールがある。
小さな子供用の低いのも、大きな大人用のもあって、結構充実している。
さすがに中学生ともなれば、ブランコや鉄棒、すべり台で遊ぶことは少ないし、わざわざ公園に来る必要もない。
僕だって、時々ジョギングとかしに来るぐらい。
でも最近、よく同学年くらいの女の子が居る。
バスケットゴールに向かって、何度もシュートを打っている。
左右の手で交互にドリブル。
ジャンプしながらのシュートや、走ってきてからのシュートとか。
バスケ、好きなんだろうな。って、気がついたらいつも見ていた。



陽花戸中学の制服を着て、いつも足早に公園を通り過ぎる人が居る。
あたしは私立の中学に通ってるから、その人とは何の縁もない。
朝方、早くからジャージを着て走っていたり(その後猛ダッシュで学校へ向かうけど
夕方、制服だったりジャージだったり着て、
いつもグローブを着けて、何かの映像を見ながらポースをとったりしている。
最近は、後ろから水色の手が出るようになった。
確か、サッカーの技だったかな。
気がつけば、応援して、いつも目で追っていた。






(いつも見てるだけ)(いつも応援できるだけ)
(今日こそ、話しかけてみようかな)(今日こそ、名前聞いてみようかな)








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最近、グラデーション好きやねん。
立向居かわいいー
やべーー

でも駄目文しか書けないよ、ごめん。

 

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