03/14の日記

13:33
レンリンSS《今直ぐplease》オマケ
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レンリンSS《今直ぐplease》のオマケ。

ぐだらないオマケSS!
ウチのミクさんは百合ッスょ?
苦手な方は逃げて下さい!

いちお、ラブコメ?



◇◇◇
《今直ぐplease》オマケ


viewpoint:MIKU

お姉ちゃんに叩き起こされて説教された。
えーっと、一時間ぐらい?
内容は…まぁ、纏めると部屋を葱で埋めるな…かな?

「全く!部屋の床まで汚して!何がしたいのよミク」

呪いたかったのよ、なんてね。
いや、嘘じゃないわよ。
あのバナナ野郎が憎いッ!
昨日は折角リンちゃんとデーt…お出掛けしてたのに!
私の幸福な時間をバナナが邪魔してきたわ!

「あッ、これ可愛いー」

リンちゃんがある雑貨屋さんで止まってペンダントを見たのよね。そこまでは別にいいわよ?
ただそれが…。

「レンとお揃で付けたいなぁ」

ガッァァアアアアアン!!

脳天に何か落ちてきたんじゃないかってぐらい頭が痛くなった。
り、リンちゃん!?
私と一緒に居るのに今そんなバナナの話出さなくったって!
てか、頬が赤いのは気のせい?いや違うか。
知ってたわ、リンちゃんの事なら私はなんでも知ってるの。リンちゃんはあのちんちくりんバナナが好きなのよね…。
そこだけ理解出来ないけど。

「あ、でももぅお金ない…。ミク姉貸してくんない!?」

…………。

「ごめんリンちゃん、私もないの」
「……そか、ううん!こっちこそゴメン」

本当にごめんねリンちゃん、ミクは心を鬼にします。
実はお金有りました、が嘘つきました。
しかし、これもそれも全部リンちゃんをあのバナナなんかに渡さない為!
……でも嘘ついたのが裏目に出てしまったらしく、帰宅するなりリンちゃんはバナナを買い物に誘ってたわ。

クソォオオ!
許すまじ!バナナ!

だから昨夜は全力で呪ったわ。
そして朝起きたら、季節外れの台風?

よっしゃあああ!

ごめんねリンちゃん。
でもこれもそれも全部リンちゃんの為なの!

++++

viewpoint:KAITO

あーぁ。
大変なめにあった。
ミクもリンも起きて来ないし、レンは起こしに行ったっきり戻って来ないし、で結局僕が起こしに行ったんだけど。
ミクの部屋を開けたとたん信じられない光景が目に飛び込んできて!葱臭が強くて!!

起こしに来ただけなのにこんなめにあって、可哀想な僕!


……しかも、今のこの状況はなんだ?
なんでレンに追い詰められてんだろう?

「おい、聴ぃてんのかよ?」
「え?あ、うん。で…さっき叫んじゃったのが…なにか…」
「なにか、じゃねぇんだよ!テメェのせいでな!俺は…!」

くそッと苦虫を噛んだ顔をしてレンが拳を握る。

「えぇっと…よく判らないんだけど、叫んだのがマズかった?」
「ったりめーだ!あんぐらいで騒ぐな!リンの声まで掻き消しやがって!後ちょっとでなあ!くっそ!マジふざけんなッ、もういつリンが言い出すか判んなくなっちまったじゃねーか!」

…よく判らない…。
けど…八つ当たりって言わないかな、そーゆーの。
錯乱中のレンの口からは次々と罵詈雑言が出てくる。
思わず叫んだだけなのにな…。

嗚呼、なんて可哀想な僕!


++++

viewpoint:MEIKO

ミクをたたき起こして説教をする。

「なんでこんなに葱臭いの!この部屋は何!?葱こんなに買ってどーする気なの!」

でもミクは聴いてるけど、頭には入ってないみたいで。
窓の方をウットリ見つめている。
…大丈夫かしらこの子。

「お姉ちゃん、雨強いね」
「え?ああ、台風なのよ。季節外れの台風なんて迷惑よね」
「季節外れの…?」
「えぇ。気象庁も突如現れた台風にパニクってるわ」
「突如……ふふっ…あはは!」

ミクは嬉しそうに笑いだす。
本当に大丈夫かしら…?

「っと、とにかく部屋片付けるわよ!悪いけどルカも手伝って」

全く…と溜め息を吐きながら床のチョークを雑巾で擦る。
一体全体なにをしたんだか。

「ん?」

ふとその床に描かれた図の真ん中をみると殴り書きだけど確かに書かれていた、

【Len】

と。

++++

viewpoint:RUKA

部屋を片付け終わる頃、ミクちゃんの部屋にリンちゃんが来た。
凄く嬉しそうな顔をして。
何がそんなに嬉しいのかしら?

「あ!ミク姉!」

部屋を見渡してリンちゃんはミクちゃんの元へ駆け付ける。
ミクちゃんもリンちゃんを見つけて嬉しそうに笑う。

「台風で行けないね。残念だね」

なんて言ってるけどミクちゃん…嬉しそうなのは気のせい?

そこからはあまり二人の会話が聞こえなかったけど、最後にミクちゃんがさっきとは正反対の声で「良かったね」って言ったのが聞こえたわ。

リンちゃんは可愛く「うん!」って返事していたけれど、ミクちゃんは再起不能な表情で葱の中に埋もれていった。

…何があったのかしら。


◇◇◇



取り敢えず、ミクのあの部屋はレンを呪う為のもので。

レンリンSSだからレンはリンが好きで、実はリンが言おうとした事に気付いていたんだけど…ヘタレだから。
リンが言えなかったのをカイトのせいにして、全力で八つ当たり。

んで、ミクは成功したと思った矢先にレンからの贈り物を身につけたリンがミクの元に報告に来ちゃって。

ミクは死フラグたって。
死にそう。

みたいなオマケでした。


どこまでも
長くて申し訳ない。
反省してませんがw



☆コメント☆
[ゆ] 03-14 16:47 削除
ホワイトデーSS
面白かったです*^^*

一番の被害者は
きっと
ミクとKAITOの
2人ですね・ω・`

またこういった
SSなどを載せてもらえると
嬉しいです(≧∀≦)vV

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