リクエスト話

□過去に嫉妬?
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主人公や環境は連載と同じ設定のままです。

が!しかし。
このお話は連載と一切関係ありません

飽くまで連載とは別のお話
と思って読んで下さいませm(__)m





過去に嫉妬?



「いい天気だね〜」

「あぁ、全くだ‥」


久しぶりに知盛が散歩に行くというから、
私も後をつけてきた。


屋敷を出るとき、時子ママに
「なら帰り道に団子買ってこいや!」みたいなことを頼まれた。
これって、知盛と私の初めてのおつかいでもあるよね‥

買うのはみたらし団子だよ!
あん団子買ったらアウトだけど、時子ママなら「間違えちゃったけど、一人で買い物できてエライわ!」って誉めてくれるに違いないよ!

大人は小さい子供に甘いよね…
(ん?)



「こんな天気なら昼寝したくなっちゃうな〜」


あくびしながら言うと
知盛が喉を鳴らして笑った。


「ククッ…お前はいつも寝ることばかりだな」

「なっ!知盛に言われたくないよ!」


あーだこーだ言い合ってるうちに
何だか良さ気な芝生に遭遇した。

もう、この芝生で寝るっきゃないよね‥!!



「い〜ち抜けたっ!」

そう言いながら、
芝生の上にダイレクト・ごろ寝!

いや〜、ふかふかで気持ち良いんですよ!チクチクしないのは平安マジック?それとも、天然の芝だから‥?


寝転んだまま、知盛を見上げれば
「やれやれだな‥」と微笑しながら、私の隣りに腰を下ろした。



なんだ、
結局知盛も眠いんじゃんよ!
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