リクエスト話
□もう1つの運命
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主人公や環境は連載と同じ設定のままです。
が!しかし。
このお話は連載と一切関係ありません
飽くまで連載とは別のお話
と思って読んで下さいませm(__)m
もう1つの運命
みなさんこんにちはー!
元気ですかー!?
私はこの通り元気を通り越して、ピンチです。
え、なんで熊野にいるのかって?
ふふふ、よくぞ聞いてくれました!
望美たちの後をついてきたら
いつの間にか熊野にいたって訳です。
んーなんかね
熊野はヒノエくんと弁慶さんの故郷らしいんだよね。すごく自然が綺麗でいい所だよ。
でもね……
「ようお嬢ちゃん。こんな所で何してるの?」
どっかで道を間違えたようで。
気が付いたら
目の前にガラの悪い男が3人組で私を取り囲っていた。
ど う し よ う。
またこの展開だよ!
前はさー知盛が助けに来てくれたけど、ここは熊野だらね…!知盛はおろか、誰も助けに来てはくれないだろうよ。
しかも調子に乗りすぎて
遠くまで来ちゃったんですよ。
もうこりゃあ最悪の事態だと想定していいと思うなぁ…!
「はっ…はーなーしーてー!」
「聞こえねぇなあ。あんたが悪いんだぜお嬢ちゃん」
「そうそう、こんな所まで1人で来るなんてどっかイカレてるんじゃねーの?」
ケタケタと笑う男達に言われて
私は辺りを見回した。
いやー確かにここは人里からは遠いし、やけに暗いし、崖っぽいし?なんか危なそうな所ですよ?
だからって
こんなかよわい女の子襲うことないじゃん…!
「ここは俺達の縄張りなんだよ」
「お嬢ちゃん、タダで帰す訳にはいかないぜ」
男達に腕を掴まれた。
ニヤニヤと笑うその顔が、正直に言って気持ち悪い。
助けを呼んでも、
周りに人がいないんじゃ仕方がない。
イチかバチか。
私は思い切り足を引いて
「えいっ!!」
1人の股間めがけてハイパーシュートを決めた。
男の急所はそこだろ!?