短編

□腹黒な人
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腹黒な人
 and弁慶





「んっ・・・やぁ・・・」



力なく、目の前にいる弁慶を肩を押す。
しかし弁慶はビクともせず、それを続ける。



「ふふ・・・すごい量ですね・・・・」


満足げに微笑みながら、とんこのそこから自身の出したものが溢れ出るのを確認している



「君の為に我慢していたのです・・・」

「弁、け・・・・」


恥じらいに顔を真っ赤に染め上げるとんこに気持ちを良くした弁慶は、
もっとよく見えるように
更に秘部を指で大きく開いた。



「あっダメ・・・!」


くぱぁっと開かれる秘部。

戸惑うとんこにお構いなく、
弁慶はまじまじとそこを眺めた。


「・・・厭らしい人ですね、とんこは・・・」



どろりと流れ出るそれを見ていると、
同時に彼女への愛情も増えていく。



「弁慶・・・ど、して・・・・・」


「どうして、ですって?それはあなたが私の愛しい恋人だからですよ」



黒い笑みを浮かべながら、彼女の唇に熱い口づけを落とす。



「ん、ぁ・・・・っ」


「たくさん出したのですから、そろそろ僕の子を孕んでくれますよね?」


「・・・・・」



小さい唇をねっとりと貪りながら弁慶は言う。
その言葉にとんこは
弁慶には分からないように、そっと悲しい顔をした
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