詩集C

□EYE
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道路の剥げた
塗装をかかとで蹴って
苛立ちの温度を下げるんだ
これが子供っぽい僕だよ


居場所は誰かが
くれるモノなのかな
他人の人生を覗かなきゃ
わかんないコトもあるもんだ


ときどき眠たくもないのに
ぎゅっと
目を瞑っていたくなって

抑えられないよ


僕はみる
夢をみる
それは
どんな色をしてるかな

もう殆んど
霞んでしまった
星たちが
夜空いっぱいに満ちている

たまには上を見なよって




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