詩集

□終焉星
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太陽がいつか滅びるとき
生命を抱く地球は
どんなものを残すのか

青い星を2つに斬り開いても
熱の動脈がうねり満ちている

砕けていく
しかし
しずかに終っていく

星が背負ってきた総てのものが
瞬きをやめる

まるで始まりのような
おわりだろう




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