詩集

□珈琲
1ページ/1ページ




不意に香った

チョコを甘く焦がしたように

淡く深く
夕方のひざしの香り

美しく静かに
カップを小突いて
テーブルクロスに広がる染み

不意に香った


.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ