ゼル伝小説
□秘密の場所
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迷いの森に入ってみると、どこからか、リンクには聞き覚えのある曲が聞こえてきた。
リンク「あれ?…この曲…どっかで……」
ナビィ「何の曲なの?」
リンク「…多分……ミドのいびきだと思う…」
ナビィ「そんな訳ないでしょ!?」
リンク「そうだ!」
ナビィ「思い出した?」
リンク「コキリの森名物、『デクちゃんケーキ』のCMソングだ!!」
ナビィ「……そう言われればそうかもね」
何故か納得するナビィ。
リンク「じゃあ、早速進もう」
ナビィ「ちょっと待って」
森の奥に入ろうとするリンクを止めて、ナビィは続いた。
ナビィ「この曲、森の奥から流れてるわ。だから曲が聞こえる方向に進めばいいんじゃない?」
なるほど。そう言われれば、曲が聞こえてくる道は1つだけである。
リンク「そうと分かれば話は早い!」
森から流れてくるメロディを頼りに、リンクはずんずん森の奥に進んで行く。
ナビィ「曲が大きくなってきたわね」
リンク「あとちょっとで行列のできるラーメン屋に着くね」
ナビィ「どこ行くつもりよ!?」