ゼル伝小説

□秘密の場所
2ページ/6ページ

迷いの森に入ってみると、どこからか、リンクには聞き覚えのある曲が聞こえてきた。


リンク「あれ?…この曲…どっかで……」

ナビィ「何の曲なの?」

リンク「…多分……ミドのいびきだと思う…」

ナビィ「そんな訳ないでしょ!?」

リンク「そうだ!」

ナビィ「思い出した?」

リンク「コキリの森名物、『デクちゃんケーキ』のCMソングだ!!」

ナビィ「……そう言われればそうかもね」

何故か納得するナビィ。



リンク「じゃあ、早速進もう」

ナビィ「ちょっと待って」

森の奥に入ろうとするリンクを止めて、ナビィは続いた。

ナビィ「この曲、森の奥から流れてるわ。だから曲が聞こえる方向に進めばいいんじゃない?」

なるほど。そう言われれば、曲が聞こえてくる道は1つだけである。

リンク「そうと分かれば話は早い!」


森から流れてくるメロディを頼りに、リンクはずんずん森の奥に進んで行く。


ナビィ「曲が大きくなってきたわね」

リンク「あとちょっとで行列のできるラーメン屋に着くね」

ナビィ「どこ行くつもりよ!?」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ