短編

□♂×♀
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私を見る貴方の目は優しくて


抱きしめる腕はとても温かい


「愛してる」


なんて囁かれたら


もうノックアウト




♂×♀




夜のデートは自然と思考はエロイ方にいってしまいがちだ


私の前を歩く貴方の手は空っぽ...


私の手も空っぽなんだけどなぁ・・・なんて思っても自分からは言えやしない


これからどこへ連れて行かれるのだろう...いろいろ一人で考えるのも楽しいものだ


彼は口達者な方じゃないから、無言の時間も多いけど、別に私は嫌じゃない


一緒にいれるだけで嬉しいからだと思う


チラッと彼が私も気にする


「どーしたの?」

「いや、なんでもねぇ...。」


そう言ってタバコをくわえて前を向きなおす




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