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□拍手御礼に使った文と突発SS
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!10年後
!間接的死ネタ
!気持ち白蘭のところへ行く前日


shut light


コレはある恋人たちの他愛の無いやりとりである。



「いらないものすべて脱ぎ捨てて歌って踊るように生きたいなぁ。」

「何?いきなり」

「えー。何ていうかですねぇ、こう毎日毎日あっちやこっちで人が死んだり殺されたりしてるとそう思いたくもなりません?」

「さぁ。死と殺戮は僕が昔から生きてきた世界だから。」

「ですよねー。」

「まあ裸で喘いで(うたって)乱れたい(おどりたい)なら今すぐそうさせてあげるよ?僕の上でね。」

「あははっヒバリさんのセクハラー。でもお言葉に甘えますよ。いつか、ね。」

「ふふ。楽しみだな。観客は僕しかいないんだから精々魅せ付けてよね。その時は。そのカラダで。」

「わぁ。ヒバリさん笑い方がエロいです」

「君の存在そのものには負けるよ。」

「それほどでも。後ね後ね、ぱーんて皆空っぽにして軽くなりすぎちゃって転がってしたってスマートな着地が決められるような名前で生まれたかったなって思ったんです。十を二つも含むこんな名前じゃなくて、ね。」

「すっからかんのコロンのすってんころりんちょんのポンって事かい?それなら僕は「沢田綱吉」って名前のほうが良いかな。とくに「綱吉」は呼びやすいし愛らしいから。」

「ちょっとヒバリさん勝手に転ばせないで下さいよ!」

「良いじゃない。そのほうが君らしい。」

「もー。」

「さて、と…そろそろ本題に入るかい?」

「…え?」

「本当に言いたかった事はそんな事じゃないでしょ?」

「あはは…ばれてましたか。」

「で、今度は何を見たの?」

「そうですねー…単刀直入に言ってしまいますとオレ、明日ちょっとばかり死んできます。」

「…そう。明日なんだね。」

「はい。」

「やっぱり君今から僕の上で踊るかい?」

「そんなことしたらオレそのままそこで死んじゃいそうです。」

「幸せじゃない?」

「うん。とっても。でもそれだけで終わらせるのはイヤ。」

「確かに。」

「あ、そろそろおいとまです。」

「ワオ。もうそんな時間かい?」

「みたいですね…。それじゃあ、


さようなら、ヒバリさん。」


「うん。またね、綱吉。」



これはある恋人たちの他愛の無い最期のやり取りである。



「さようなら」と言って笑った大空と、
「またね」と言って左手を振った雲。


いつものようなやり取りの中で別れた彼らは
次は幸せな世界で会えたら良いね。
とその光を閉じた。






RADの閉じた光のイメージを自己流に解釈したうえでヒバツナに当てはめてみた。
恋人であり、戦友でもある雲雀とツナ的な感じ。
雰囲気重視の失敗の例。

10/11/09
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