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□拍手御礼に使った文と突発SS
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Snow smile


「今日も寒いねー。雪まで降りだすしさぁ…」

「そっ、そうっすね!!」

「ん、どうしたの獄寺君?」

「なっ何でもないっす!」

「本当に〜?なんか挙動不振になってるよ??」

「ななに言ってんすか!オレは至って普通っすよっ」

「なら良いけどさ。」




「………獄寺君?」

「じ十代目っ?!」

「うーん。やっぱ獄寺君何かおかしいよ。ずっとそわそわしてるし、オレが名前呼ぶたびにすごい反応するし…」

「ははっ…そうっすか?オレは至って普通っすよ?」

「さっきとまんま同じこといってるよ?……もしかして、この後約束かなにかあったりする?」

「え?」

「そわそわしてる理由ってそれ位しか思いつかないし…」

「そ、そんなことは」

「あっ気ぃ使わなくてもいいって。何ならオレも急ぐか走るかするよ?急ぐなら置いてっちゃっても良い――」

「良くありませんっ!」

「ごっ獄寺君?!」

「たとえオレに何らかの用事かあったとしても、十代目より優先しなければいけ無いものなどこの世に存在しません!!」

「分かったわかったわかったから揺さ振らないでっ!頭ぐらんぐらんする!!」

「す、すみませんでしたぁっ!!」

「あぁっもう!!怒ってもないから土下座ストップ!!なんか見せ物になってるんだってば」

「…すみませぇん。」

「本当に何もないの?」

「モチっす!」

「……本当に?」

「………はい。」

「…そっか。ならいいや。えと…しつこくてごめんね?」


“ちょっと心配しすぎちゃった。”


「っ〜……じっ十代目っ!」

「ん?獄寺君?」

「あの…て…オレの…」

「あの…獄寺君良く聞こえない…」

「その十代目の…」

「オレの?」

「あっあのっ……っじっ十代目の左手をオレの右ポケットにお招きしてもよろしいですか?!」

「……へ?」

「んな゛っ?!えっとつまりその…」

「……あの、もしかしてオレのポケットないから?えっと…大丈夫だよ?オレ一応手袋付けてるし」

「んなっ!」

「ほら。前にレオンがオレにくれたやつ。夏場は暑いけど冬には結構いけるんだよねー。」

「そ、そうすか…」

「そういえば、獄寺君は手袋付けないの?」

「え、まぁボムだしにくくなるんで…」

「そうなんだ〜」




「……。」

「……。」

「……。」



「ん〜……あっそだっ。はい獄寺君!」

「ん、何すか?」

「オレの手袋。左手だけだけど。オレのよりも獄寺君ののほうが寒そうだよ?今左手はポケットは入れないでしょ?カバンもってるし、どっちにしてもしばらくはそっちの手でダイナマイト投げないよね?良かったら使って」

「そ、そんなっ恐れ多い!!このオレなんかが十代目の手袋を…!」

「もー大げさだって」

「それにそんなことしてしまったら十代目の左手が…」

「んーと、それなら大丈夫かな。オレは、」


「………え…」


「今オレのこっちの手寒いから…
獄寺君のところお招きされても良いですか?」

「じ、十代目っ!からかわないでくださいよぉっ!」

「あははっ!だって本当に面白くて…」

「十代目ぇ…笑いすぎです」

「いや、だってお招きしても良ろしいですかって…ぷぷっ…」

「…これ以上笑うとその口塞いでしまいますよ」

「へっ…んむっ!ちょっ…ごく…れら…く…」



――――

―――

――




「……獄寺君の所為であったかい通り越して熱いよ。主に顔が。」

「……仕掛けた自分が言うのも難ですが、オレもです。」


そんな雪降りの一コマ。

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獄が予想以上にヘタレになった。
ツナが予想以上に大人になった。

ちなみに、タイトルと台詞一部はバンプのあの曲から^^
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