三月

□Happy Christmas
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あるところに、一角サンタと花太郎サンタがいました。
二人の仕事はクリスマスイヴの夜にプレゼントを配ること。
今日もプレゼント配りに励んでいます。

「一角さん、そっちの調子はどうですか?」
「全然減らねー。ったく、夜中にプレゼント配世界中に配れってのも無茶な話だよな。」
「でも毎年ちゃんと配りきれてるんですから、頑張りましょうよ。」
花太郎がそう言って笑いかけると、一角はそっぽを向いてしまいました。

「っとぉ、次の配布区域が見えてきたな。じゃあ俺は先に行くぜ。」
「え?あ、あのっ…」
花太郎が言いかけた時に一角は行ってしまいました。

「…せっかく恋人になったんだから、クリスマスくらい一緒にいたいな…。」
花太郎はそう言うと、自分のポケットに入っているプレゼントを見ました。

一角のための、プレゼント。

ふぅ、とため息をつくと、仕事に戻りました。
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