Novel

□調教デスガ?◆
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「こいつ…!!」

小さい男が刀を抜き斬ろうとした時。

男は、自分から刀を己の体内へと、ブチ込んだ。

「…チッ」

―何がどうなって

―何故男が

―此は何だ

―男は一体

小さい男は混乱していた。

「…先ず、逃げ…」

―カチリ

背後から来る足音にすら気付かなかった上に拳銃を突き付けられた。

「よォ…高杉」

「…土方…って事は…新撰組、か…」

寒い寒い、夜。

二人は、出会った。
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