☆○マ小説部屋☆

□テスト勉強
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折角の休日の午後、いつもなら少女趣味なおふくろ(ママでしょ!ゆーちゃん!)やギャルゲーヲタクな兄貴(ゆーちゃん、お兄ちゃんと呼びなさい!)に邪魔される所が、今日は2人そろって出掛けて、久しぶりに友人とまったり自分の部屋で過ごす。

…ってゆう理想的なモノは俺『渋谷有利(原宿不利はいらない)』には所詮ムリな話だった。


「ヤバイ…絶対にヤバイ…。」

「渋谷ぁ〜何をさっきから頭抱えてるんだい?」

「…村田っ!頼む!勉強教えてくれ!このままだと進級できないんだよ俺!折角、魔王サマにも慣れてきたかなぁ?ってときに進級できなかったら眞魔国の皆にどう顔みせればいいんだよ!?なっ?お前にしか頼めないんだよ!俺の野球カードやるから!だから頼むっ!」

「…久々にでたねぇトルコ行進曲。しかも野球カードってどうせ君がタブッたやつだろう?そんなものはいらないよ。っていうかそんなに進級ヤバイの?」

「うっ…うん…」

「しょうがないなぁ…じゃあ特別にこのダイケンジャー様が教えてあげよう。今晩は徹夜で勉強会だよ。」

「お願いします…」
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