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□甘々
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「えっ?」

考えごとしてたら急におでこに手を当てられてびっくりする。

「やっぱ熱いやんか」
「室長…」
「やから朝、休めって言ったのに…」


もう部署ではバレてしまった私達の関係。けど、他の部の人には内緒。それが暗黙のルールとなっている。

なぜなら私達の部にはそういうのが好きな人が多いから私達がイチャイチャしてる(してるつもりはない)のがたまらないらしい。

「今日やりたかったのがあったから…」
「こんなんじゃ仕事もできひんやん。今日はもう上がり」
「でも…」
「でもやない。私の時怒ってたやん」

確かに怒りました。だってもうフラフラだったし。

「な?私、心配やねん…、もし夢莉が倒れたら…」
「倒れない自信はあるけどそんな心配させてごめんね?今日は午後休貰おうかな」
「うん!」


そう言って泣きそうな彩ちゃんの頭を撫でればすぐに笑顔になる。
周りのフラッシュ音はもう無視。
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