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□吸血鬼
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「昨日はいつもより激しかったな」
「そう?」
「そう?やないよ。何回も何回もヤりやがって」


あのあと、夢莉がやめてくれたのは何回もイッたあと。私は気を失うように眠りについたときだ。


「彩ちゃんが可愛いから」
「ほんまに…」
「あっ、彩ちゃん」
「なに?」
「彩ちゃんの裸みたらまたムラムラしてきちゃった」
「も、もう!変態!」
「いてっ」

とりあえず馬鹿なことを言う変態に一発お見舞いし服を着る。


「彩ちゃん、朝ごはんはサラダとパンでいい?」
「うん」
「じゃあ、準備しておくからシャワー入ってくる?」
「そうする」

普通だといい人なんだけどなー。変態なのが残念だよな。
でも、そこが好きだけど…。

「なぁ、夢莉?」
「どうし…、」

チュッ


「シャワー入ってくるね?」

不意にしたキスに顔を真っ赤にして棒立ち。
いつも私ばっかりドキドキさせられてるからその仕返し。
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