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□水味のタピオカミルクティー
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「…何してるの」
「水味の水がタピオカミルクティーにならへんかなーって頑張ってんねん」
「タピオカ飲みたいの?」
「飲みたいけどいまダイエット中やから我慢してんねん」
「…ダイエット必要かな?」
「夢莉がぷにぷにしてるって言うたやん!!」
「あぁ…」

軽はずみな発言したと反省。別に太ったわけではなく骨だけやったからお肉ついて抱き心地がよくなったよってことを言ったんやけどな。

今の体型でも十分痩せているのにこれ以上痩せられたら困る。

「ぷにぷにって太ったってことじゃないよ?」
「でもな、卒業してから8キロやで?!今は少し落ち着いて4キロくらい減らしたけど…」
「卒業時が痩せすぎてたんやって」
「まぁ、ドレスのために頑張ったからな。でもそういう夢莉は太らんな。」
「ソンナコトナイヨー」
「ムカつく」

そう少し私を睨んだかと思えば水を飲む。
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