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□プロポーズ
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「け、け、結婚してください…!」
今までで一番緊張したし一番噛んだと思う。
練習ではもっとスムーズに言えていたのに…。もっと練習するべきだったなんて少し後悔した。
でも…
「嬉しい…。」
そう泣いて喜んでくれている姿をみれたからそれだけで十分だ。失敗しなかっただけマシ。
「可愛かったなー。めっちゃ噛みながら結婚してくださいって」
「ちょ、もういいから…!」
今でも揶揄われるが…。
「僕にとっては一世一代の告白だったんだから」
「ふふっ、それが逆に嬉しかったよ」
なんて言いながら少し背伸びをして僕のほっぺに口づけ。そんなところにまたキュンとする。