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□こんな日も
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「夢莉、せーのって言って」
「私のタイミングで飲むの?笑」
「私のタイミングじゃ飲めへん」
「わかった。いくよ?せーの」



「んっ、」
「ちゃんと飲めてさーかちゃんはいい子だねー」
「ねぇ、夢莉飲んだよ?いい子とかじゃなくて…」
「わかってるよ」

チュッ


「ご褒美のチュー。」
「へへっ」
「はい、じゃあホットミルク作ってくるから待っててね」
「夢莉、もう一回…」
「ふふっ、遅刻しちゃうからあと一回だよ?」

そう言ってキスすれば満足そうに笑う。彩さんは基本的にしっかりしているから甘えてくることはあるけどここまでは中々ないからたまにはこんな日もいいかなー、なんて。


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