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□こんな日も
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「彩さん、朝ですよ」
「んっー…」
「起きてください」
「むり…、起きたない」
「遅れちゃいますよ?」
「やって、おなか痛い…」

きた、月に一度くる女の子の日。普段はパキっとしている彩さんが甘えん坊の赤ちゃんになる日でもある。

「酷いんだったら薬飲む?」
「いやや、ねぇ、こっちきて」
「でも遅刻しちゃ…」
「夢莉がお腹なでてくれたら治るから、きて?」

そんな寝起きの可愛い姿で腕を伸ばしてきたら断れないやん…。

「少しだけだよ?」
「んっ、夢莉好き」

それから数分お腹なでてあげれば満足したのかニコニコしながらゆっくりと洗面所へ向かう彩さん。まだ痛いのかテキパキとしている様子はないけどとりあえず朝ご飯を作ってあげる。
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