タプテソ
□LOOK AT ME
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「あ〜今日もテソナ可愛かったなぁ♡」
ドゥフドゥフと奇妙な笑い声を上げながら笑う俺をジヨンは横目で見ると、呆れたように溜息をついた。
「・・・タッピョン、いい加減にしないとテソナに本気で嫌われるよ。もう手遅れかもしれないけど・・・」
ふぅ・・・分かってないな、ジヨン。テソナの睨みつけてくる顔ほど可愛いものはないぞ?
あのちっこい目で俺の事一生懸命睨んでくるんだぞ?ちょっと意地悪言ったら、すぐに顔に出るんだもん。可愛いよなぁ。
足踏んでくる時(ちなみに全然痛くない)もあるけど、いつもちょっと罪悪感あり気に踏むのが可愛いんだよ
「タッピョン、マジできしょい!全部聞こえてるから!!てか前俺テソナからタッピョンの愚痴きいたからね??」
「えっ!?テソナが俺の事を?!!なんて?かっこいいって!??」
「愚痴つってんじゃん・・・『確かに僕より目は大きいですけど、あんな頬骨あって人中も長いゴリラのどこがいいんですか!!?世の女の子達は!!』って」
「テ、テソナ・・・辛辣だけどそんな所も、好き・・・」
色んな意味で昇天し、地べたに寝転がる俺をジヨンは虫ケラを見る目で見つめていた