KOOKV
□嫉妬
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【グクside】
「ヒョン、さっきの何なんですか?」
『え、なんのこと…?』
「はぁ…無自覚なんですね。さっき収録中にホビヒョンに抱きついてたじゃないですか。あれどういうつもりですか?」
『……僕そんなことしてたっけ?』
「昨日も胸元開いたまま人前に出るし。服が乱れたら直せってあれだけ言ってるのに。本当に物覚えが悪いっていうか、自覚が足りてないっていうか。もう何回目ですか?この前だってガールズグループの子と楽しそうに話してたじゃないですか。あ、まさか連絡先とか交換してないですよね?」
『そんなの教えてない!!服もちゃんと直すようにするから…。でも、グガもちょっと厳しすぎるって。いつもよりちょっと露出が多いから何っていうの?僕だって一人前の男なんだから放っておいてよ。』
「何言ってるんですか、ヒョンを放っておくなんて危険すぎます。体重も軽いし力も弱いし可愛いしエロいしどんな目に遭わされるか分からないじゃないですか。しかも俺に何もかも全部知り尽くされて、声枯れるまで啼かされてるくせにまだ自覚ないんですか?もうヒョンは俺のものなんですよ。」
『っ…。もう!僕のことバカにしすぎ!弱くないし、グガより大人だもん!…うわぁっ』
言った傍から俺に軽々持ち上げられ、ベットに放り投げられたヒョン。起き上がろうとするから片手で軽く押さえつけたら動かなくなった。
『んぅ、!ふっ、、ぷはぁ』
文句を言おうとするヒョンの口を無理矢理塞ぐようにキスをする。
「どの口が言ってるんですか。」
『またそうやって力で捻じ伏せて…!』
「とにかく俺のものだって認めてちゃんと反省ください。」
『やだ!僕別に悪くないし!グガが勝手に機嫌悪くしただけじゃん。』
「恋人の無防備な姿を他人に晒されていい気分になるわけないでしょ。そんなことも分かんないんですか?ほら、早く謝ってください!」
『謝らない!』
いくら相手がヒョンでも腹が立って仕方がなかった。ヒョンもムキになって謝る気はないらしいし。
「分かるまで抱き潰してやってもいいんですよ」
『それもやだ!やめてっ、ちょっ、なにして』
騒いで暴れ出すヒョンを無視して履いているものを剥ぎ取る。力尽くで押さえつけるという普段ならありえないシチュエーションに俺は興奮していた。
既に少し硬くなっているモノを手足をバタバタさせて抵抗するヒョンの後ろに宛がった。
『ぇ……!?』
ピタっと動きを止め、ありえないとでも言いたげな表情を浮かべるヒョン。まともに声も出せないほど驚いている。
『な、なにするつもり…?』
「分からず屋の馬鹿な恋人はしっかり躾しないとって思って。」
『いい…!しないでいい!馬鹿じゃないもん!』
「じゃ、ちゃんと謝って。」
『……ふんっ』
つくづく馬鹿な奴だと思った。これだけ言っても非を認めない。まず何で俺が嫉妬する気持ちが分からないのか。俺はヒョンのもので、ヒョンは俺のものだと思ってたけど、違うの?
「あっそ、ならいいよ。」
反抗的なヒョンを見ているうちに滾って唆り勃った欲の先端を窮屈な中に埋め込む。
『あ"っ、、ゔぅ…いたぁ、い、』
足で僕の腹を蹴って異物を抜こうとするヒョン。必死に藻掻く足を掴むと、怯えたような顔で涙を浮かべ、指先も震えていた。さっきまでの挑発的な目が嘘のよう。
「泣いたって許さないから」
『ひぅ、いたいよぉ、、ん"っ』
ただ謝ればよかったのに。そしたらいつも通りトロトロになるまで解してあげてから挿入れようと思ってたのに。