Short Story
□変わらないもの
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ふと、空を見上げて思った。
あなたがアメリカへ旅立って最後に泣いたのはいつだろう。
手紙も欠かさずに書いてたのにあなたが返事をくれたのは最初の数回だけ。
もしかしてあっちでもう可愛い彼女を作っちゃったのかな?
あの時の告白はもうなかったことになっているのかな?
いくら心の中で問いかけても当然返事はない。
だけど何かに誘われるように・・・
私の足はあの思い出の場所へと伸びていた。
【変わらないもの】
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