小さな話
□僕の綱吉くんVv
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−僕の綱吉君−
僕の大切な人は、とても可愛い人です。蜂蜜色のフワッとした髪に。同じ蜂蜜色をした瞳。華奢な体…どれを取ってもとても、可愛い人です。
その人は、僕を見ると恥ずかしいのか、すぐ僕を見ないようにして、逃げてしまいます。クフッ恥かしがり屋さんなんですVv
そして、僕が話し掛けながら近ずくと顔を真っ赤にしながら頭に炎をつけながら僕を叩いてきますVv照れ屋で可愛いので僕は、よく抱きしめてしまいます。
しかし、そんな可愛い人なので『飴にたかる蟻』のようにその人には、いっぱいの虫がたかります…
ダイナマイト男に野球腹黒男に極限男に牛子供…そして…なにより僕が一番きらいな鳥男…本当に彼等は、お邪魔虫ですよ…僕の大切な人に近付かないで欲しいですよ。まったく…
とここまで説明しましたが、僕は将来その大切な人の部下になるのです…それは、とても喜ばしい事なのですが…前に説明したお邪魔虫さん達もその人の部下になるらしいので、僕は少々不安でいっぱいです…
あぁ、僕の大切な人は、なんて罪深い方なんでしょうかね…僕というものが在りながら……
等と骸は一人机に向かいながらペンを走らせていた。