神をも狂わすもの

□4. 神には神が相応しい
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「ここは...」

沢山の木に囲まれた中にある建物。ここはまさかエネルの...

「ここはアッパーヤードだ!そしてこれは俺の住んでいるところだ」

エネルが扉を開け中に入ると侍女達が出迎える。エネルはそれを無視して奥に進んだ。

そして大きな扉を開けると、そこはエネルの部屋のようだった。

「俺の部屋だ、好きにするといい」

私のことをベッドに下ろしたのはいいが、このエネルの適当さ!!

「勝手に連れてきたんでしょ...というか何で連れてきたのよ!!」

私はふらつきながらもベッドから降り、ソファに寝っ転がるエネルの前まで行き見下した。

「俺の勝手だろう...」

私の顔を見上げるエネル。私は思いっきり見下す。
すると、エネルの顔は険しくなり立ち上がった。
私より遥かに背の高いエネルは私を見下した。

「お前が俺を見下すとは...気に食わんな」

____ガシッ!!

「んえっ...!!ちょっと、離せ!!きゃあっ!!!」

エネルは私の腕を掴みソファに押し倒した。

「離して馬鹿っ...」

「馬鹿とは何だ...不届き」

「どっちが不届きよ、無礼者!!」

私は逃れようと抵抗を続けたが、エネルの力にはかなわなかった。
強い...強すぎる!!悔しいっ...!!

「んんっ!!...んぁっ...あぅっ...」

一瞬で唇を奪われ、もう体は力を完全に失くした。

徐々に激しくなっていくキスと体の火照り...
どうしてこうなればエネルを受け入れてしまうのか...。
受け入れているのは体だ。私の心ではない...体が勝手によ...

唇が離れると、エネルは私の服に手をかけた。

「何する気よ...」

私がそう言うとエネルは意地悪そうな顔をした。怪しい...

「俺が何をすると思ったのだ?」

「何で聞くのよっ...!!」

エネルは顔を近づけ、また問い質す。

「随分と先の事まで考えていたようだなキルラ...」

「どうしてそうなるの!!」

服に手をかけられたらそりゃ...脱がされていろいろされてしまうと思うに決まっている!!

「服に手をかけたからってそうとは限らん」

「私何も言ってない!!」

エネルは私を見下した目で見て話し始めた。

「俺は心鋼を使えるのだ...だからお前の心が読める」

「心鋼...何故...」

私はこれまで考えていたことが全てエネルに知られているとわかると恥ずかしさもあったが、怖くて仕方なかった。
何も考えられないじゃない!!

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