お試し〜コナンキャラ×木之本桜ちゃん

□零さくこすちゅーむぷれい(R-18)
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ソファーの上でくたりと横になっている零くん。久しぶりに帰ってきたから疲れてるんだね。せめて膝枕して、少しは元気になって欲しいなあ。頭を撫でてあげればふっと笑ってくれる。それが嬉しい。

「やっぱりさくらの顔見ると落ち着くよ」

「本当?良かった…お疲れ様」

「ああ…」

私に出来ること…お布団敷いたり、お風呂沸かしたり、お茶いれたり…あんまりないなあ…

「零くん、私に出来ること、何かある?」

「こうやってさくらがそばに居てくれるんなら、それだけで俺は癒されるよ」

「それだけじゃ…ヤダ。もっと零くんに出来ることしてあげたい。零くんに元気になって欲しい…」

零くんは優しいから…でも私はワガママだから。もっと零くんに何かしてあげたい。

「あ、あの…」

「ん?」

が、頑張って!これなら多分、零くんも元気になってくれるよ!

「エ、エッチな、お願いでも、いい、から…!」
ガバッ
「ほえぇぇ?!」

言い切ったら零くんが腹筋だけを使って起き上がった。すごい。でも目が…信じられないものを見るような目をしてる。
私も顔、絶対赤いよ…

「…さくら」

「は、はい…」

「今の言葉は本当か?」

「…う、うん。今日は零くんのお願い、聞くよ…頑張る…」

「〜!」

ガッツポーズする零くん。そ、そんなに嬉しいの?何されるの?零くんは部屋から飛び出して行った。
え…元気。
少しして私に袋を渡した。

「これに着替えて欲しい」

「…随分軽いね?」

それ以上は零くんは何も言わず、寝室で待ってる、って行って出て行っちゃった。


ガチャ…

「さくら?着替えれたのか?」

「……これ、何?」

「何って…メイド服だけど?」

「違うよ!サイズ合ってないし、丈短いよ!」

私が渡されたのは半分以上肌を露出させたメイド服。俯くと胸が見えちゃうし、普通にするとスカートが…下着入ってなかったから、少し透けてるし…

カシャカシャ
「?!やだやだ!カメラ撮らないで!」

「なんでだ?さくらの可愛い姿は撮らないと損だろう?」

前にもこういうお洋服、着せられたことがある。あの時は看護師さんのお洋服で…やっぱり丈が短かった。それで…なんだっけ、お医者さんごっこ?をしてその…しました。

「…ほえ?」

なんでカメラが3台も設置されてるんだろう。え、しかもベッドにみんな向かってる。まさか。

「……撮るの?」

「ああ」

否定して欲しかったのに!なんで撮るの!なんの為に撮るの!
優しく笑って零くんは私を抱きしめてくれる。あ、なんだ冗談なんだね。

「さくらと離れる時間は俺にとって辛い」

「うん…私も」

「だからな。さくらとこうしてシテる動画を撮って、次会うまでの活力にしたいんだ」

「待って!これお仕事に持っていくの?!」

ビデオレターなんていくらでも撮るよ?!なんでその…してるところなんて…!

「さくら」

「な、何かな」

「エッチなお願いでもいいって言ったよな?」

「そ、それは…」

「俺に元気になって欲しいって言ったよな?」

「……はい」

「じゃあ出来るよな?」

「……………はい」

零くんはギューってしてくれたけど、私はあんまり嬉しくないよ…
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