お試し〜コナンキャラ×木之本桜ちゃん
□降谷零さんと降谷さくらちゃん(R-18)
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あ、あれ?なんでこんなことになってるの?
「さくら…」
目の前には零くんのキレイなお顔。
後ろは壁。
え?え?
さっきまでお片付けをしていた私たち。
結局零くんにも手伝ってもらっちゃった…
悪いなあって思うけど、一緒にいれて少し嬉しかったのは内緒。
今日はお家でのんびりするって決めたんだ。
何しよう?
溜まってたドラマを見るのもいいなあ。
ゆっくり2人でお昼寝するのもいいなあ。
なんでもいい。
いっつも一生懸命たくさんお仕事をしている零くんが元気になれるなら。
「終わった…」
すっ…
ね、って続くはずだったのに。振り向けば零くんが私の顔の前に顔を寄せて、壁に身体は押し付けられていた。
こ、これがうわさの壁ドン?!
ほえぇぇ!な、なんでこんなことに?!
お顔に熱が集まってくるのがわかる。
「れ、零くん…なに、かな?」
大切なお話でもあるのかな?
「さっきお願い聞いてくれる、って言ったよな?」
「あ、うんうん。結局私のお願いになっちゃったけど…」
「いや。部屋で2人で過ごすのはいいよ。ただ俺のお願いも、もちろん、聞いてくれるよな?って確認したかっただけだ」
「なんで強調するの?私に出来ることなら…」
私の返事ににっこりと笑う零くん。
は、はぅぅ〜相変わらずかっこいいよぉ…
そのまま零くんの顔が近づいてきて…
ペロ
「ひゃう?!」
「さくらが食べたい」
熱い吐息混じりの声で囁かれた。
「ええ?!ちょ、ちょっと待って!」
「待たない」
はむはむ
「み…っ耳かんじゃだめ…!」
食べたいって…え、っと、そういうこと、だよね?
「ゆっくり!過ごして欲しいの!疲れをとって欲しいの!だからだめ!」
「逆にさくら不足で疲れてる。今日は1日家にいるんだろう?たくさん補給させてもらう」
「ほ、ほええ?!」
私不足ってなに?!逆に疲れちゃうよ…って
チュウッ
「ん…っ」
ペロペロ
「…虫除けにたくさん付けとかないとな」
「あ…だめ…」
零くんの手がイタズラに私の身体を撫で始める。それにつれて私の身体も熱を持ち始める。
「さくらは…嫌か?」
「んっ…ズルい、よぉ…」
「何が?俺からしたらさくらの方がズルい…」
なんで私がずるいの?聞きたかったけど唇を塞がれてしまい、吐息しかこぼれない。
「は…ふぁ…っ」
「ん…」
気持ちいいよぉ…
私だって…零くんに、その…だ、だだだ抱かれるの、好き、だよ。零くんに触れられると気持ちよくてふわふわして、なんだか分からなくなっちゃう。
「…これでもダメか?」
「…断るなんて、出来ると思ってないでしょ」
「さくらは優しいから」
ズルい。本当にズルい。
でもね。
「…先に、お風呂行っちゃダメ?」
「…このままここででも構わない」
「ダメだよ!お…女の子はその…す、好きな人の前では、キレイでいたいんだよ!」
だって私寝起きで髪の毛手ぐしで解いたくらいだし、寝汗かいてるかもだし、か、可愛い下着とかじゃないし…
どうせならキレイな身体で、可愛い私を見て欲しい。
「…っ」
「…?零くん?」
何でかな。零くんが突然膝から崩れ落ちた。
その隙に私は脱出してバスルームへ向かった。