JJの恋模様

□ JJの恋模様ーJB6ー
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今度のカムバックは、どんなコンセプトがいいかな。

たまには、ちょっと違った形にしてみたい気もするんだけど…。

こう言う時は、メンバーを集めて打合せをするのが一番だな。

俺は、直ぐにマネヒョンに連絡してメンバーみんなを集めてもらった。


会社の会議室にメンバーが集まると相変わらずわちゃわちゃし始めた。

「ほら、お前ら今度のカムバックについて会議するぞ。」

『は〜い。』

「ねえねえ、アガセがよく言ってるスーツを着ようよ。」

「あ〜あ、そう言えばリクエストが多かったよね。」

スーツか…。

確かに、それも有りだな。

今回の曲調からすると、合うな!!

「それでいくか?みんなは、どうだ?」

「もちろんOKだよ!!」

「わ〜っ、今から緊張するよ。ちゃんと体作らないと。」

「本当だな。」

よし、俺も頑張るぞ。






そして、衣装合わせの日。

俺は、珍しくメンバー達より早めに着いて先に合わせる事が出来たが、何だか思っていたのとちょっと違うような…。

「普通のスーツじゃないんですね。」

「うん。今回はダンスを意識した形で作ったからね。」

確かに、スーツを着て踊ると体のキレが悪くはなる。

そう言うところまで考えてくれてるんだな。

『おはようございま〜す!!』

「あれ?ジェボムヒョン早いですね。」

「ああ。お前達も早く合わせて来いよ。」

「は〜い!」

メンバー達は、次々と衣装を合わせていった。

「うわ〜。なんか凄いね。」

「動きやすい。」

ははは。

みんな、思うところは同じかな?


あれっ?

そう言えばジニョンがまだ来てなくないか?

「なあ?ジニョンは?」

「え〜?知らな〜い。」

どうしたんだ?


その時、俺の背後から聞きなれた声が聞こえた。

「おはようございます。遅くなりました。」

「あっ、ジニョンくん。やっと来たね。早く合わせて見て。」

「はい。すみませんでした。」

ジニョンは俺と挨拶を交わす事もなく、衣装合わせに行ってしまった。

そう言えば、最近ジニョンとあまり触れ合えていないな…。
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