JJの恋模様

□JJの恋模様ージニョン2ー
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毎年恒例の年末の音楽祭。

今年もこうしてジェボムヒョンと年を越せるのはとても嬉しい。

いつまで続くかは、わからないけれどもう少しこのままで過ごさせて欲しいな。



音楽祭も終わり、花道を歩きながらファンに挨拶しているとジェボムヒョンが近寄って来て僕の肩を抱きながら歩き始めた。

ここ最近のジェボムヒョンは、やたらと触れてくる事が増えた。

その度に僕はドキドキして冷静ではいられなくなる。


少し歩くとジェボムヒョンは僕の耳元で思わぬ言葉を発した。



「ジニョン?俺、お前の事好きだよ。」

えっ?

ジェボムヒョン…何言って…。

「急にどうしたんですか?」

「なんでか、最近お前が近くにいない事が寂しいんだよな。」

「だからって…。」

「それに、ジニョンに好きな奴がいるって聞いてムカついたし。他の奴のものになんのって嫌だって思ったし。それで、色々考えてるうちに俺…ジニョンの事が好きなんだってわかったんだ。」

嘘だ…。

こんな都合の良い…。

そうか…夢を見てるんだ。

「ジェボム…ヒョン…?」

「こんなんだけど…俺と付き合ってくれるか?」

本当に本当…?

ジェボムヒョンに言っても良いの?

「ジェボム…ヒョン…。」

「ん?」

ヤバイ。

泣きそうだよ…。

「本当に?」

「ああ。ジニョン…返事をくれる?」

そんなの…決まってる。

「はい…。僕もジェボムヒョンが大好きです。」

嬉しい。

ジェボムヒョンにこんな風に言ってもらえるなんて。

これからも、ずっとジェボムヒョンと一緒にいられるんだ。

このまま、ずっと。

どうしよう…嬉しすぎて誰かに言いたい。

マークヒョン…。

あっ、そうだマークヒョンは怪我してて今日は不参加だったんだ。


こんなに幸せで良いのだろうか。

でも、思いが通じたのはすごく嬉しい。

ジェボムヒョン…大好きです…。
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