my heart

□my heart ージニョンbirthdayー
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ん〜?

朝…今何時だろう?

はっ!

起きなきゃ。

ユギョムは?

寝てるな。

ふふふっ。

相変わらず、ジェボムさんに引っ付いてる。

じゃあ、寝てるユギョムはジェボムさんに任せて朝食の準備をしますか。

着替えをすませ、台所に行き僕の1日はスタートする。

トントントン


ザクザクザク


「おはようございます。」

「おはよう。ヨンジェ、ベム。」

「手伝います。」

「ありがとう。じゃあ、これお願いね。」

ここでの生活にも慣れ、今では自分の家の様に台所を使うようになった。

それに、ジェボムさんの末弟達もこうして僕にも接してくれるようになったし。

「おっ!相変わらずいい匂いしてんな。」

「ジェク兄!」

「美味そうだな。あ〜ん。」

「ジェク?つまみ食い禁止だよ。」

「悪り〜な。」

「もう!ジェクの1つ減らすからね。」

「そりゃ〜ねぇ〜よ。」

「はははっ。」


出来上がった料理をテーブルに運んで行き終えるころみんなが起きて来た。

さあ、ユギョムを迎えに行きますか。

台所を出ようとした瞬間、ジェボムさんがユギョムを抱っこして起きて来た。

「ジェボムさん、すみません。」

「ん〜。気にすんな。」

「ごあん!」

「うん。ユギョムの分もちゃんと出来てるよ。」

僕もユギョムを抱っこしていつもの場所に座る。

「では、いただきます!」

『いただきます!』

ここの人達は、食べ方も豪快だ。

起きてすぐの食事だと言うのにみんなたくさん食べるんだ。

かくゆう、隣に座るジェボムさんも同じだ。

「ジニョン、今日も美味いぞ。」

「ありがとうございます。」

「ごあん〜!」

「はいはい。はい、どうぞ。」

「ああ、そうだ。ジニョン今日の夕飯の用意はしなくていいぞ。」

「えっ?どうして?」

「ああ。今日は、こいつらみんなが準備するっていうからな。」

「そうですか…わかりました。」

なんだか、やる事の1つがなくなってしまうとどうしていいかわからなくなる。
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