my heart

□my heart 3
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片付けを終え、部屋に戻りユギョムのオムツを替えているとジェボムさんが入ってきた。


ユギョムの事を抱っこして遊んでくれてる。


この人、子供が好きなのかな?



「あのっ。ありがとうございます。」

「何がだ?」

「朝ごはん、美味しいって言ってくれたのとお仕事をくれた事にです。」

「飯が美味かったのは、本当の事だしな。」

「あの、それとみなさんが言っていた姐さんって言う言葉なんですけど…。」

「どうかしたか?」

「なんで、僕が姐さんなんですか?」

「ジニョンが俺の恋人だからだろう。」

「僕が?ジェボムさんの?」

「ああ。」

なんで?

いつそんな事になったの?


・・・・。



あっ!

あの時…。

『俺のものになるか?』

『は…い…。』

そうだ…ジェボムさんにあんな風に言われて僕は返事をしてしまったんだ。

どうしよう…。

今更、なかった事にとは言えないよね。

「あの、ジェボムさん?」

「なんだ?」

「僕なんかで…いいんですか?」

「おい、ジニョン。お前それって天然か?」

「何がですか?」

ジェボムさんは、突然僕にキスをしてきた。

「ん…っ…。」

「スゲ〜やらしい顔してるぞ。」

「そん…な…。」

「今から、またヤルか?」

嘘でしょう。

「あの、ユギョムもいますし…。」

「気にするな。」

ちょっ…。

ちょっと、待って。

「ボス?何してんですか?」

「マーク?何の用だ。」

「遊んでないで仕事して下さい。」

た…助かった…。

「わかったよ。じゃあ、俺は奥の方で仕事してるから何かあったら呼べよ。」

「は…い…。」

そう言うと、マークさんと一緒に部屋を出て行ってしまった。

突然の事で驚いたけど、ジェボムさんがいなくなっちゃったのは少し寂しいな。



「あ〜!」

そうだ、僕にはユギョムがいるじゃん。

さて、せっかくお仕事をもらえたのだから何からやろうかな?
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