パパとセンセイ

□パパとセンセイージニョンの誕生日ー
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きょうは、ジニョママのおたんじょうび。

ぼくは、なんにちかまえからじゅんびをしていたんだ。


「ヨンジェセンセイ!これのつくりかたおしえて。」

「これ?うん。いいけどなんでジニョンセンセイに聞かないの?」

「ジニョセンセイへのプレゼントだから。」

「ジニョンセンセイへの?」

「もうじき、おたんじょうびなの。」

「へぇ〜。エライね。ユギョムくん。いいよ。教えてあげる。」

それから、ぼくはまいにちヨンジェセンセイのところにいってプレゼントをよういしたんだ。

「ユギョムくん?どこいくの?」

「ベムのところ!」

「そう。」

ごめんね。ジニョママ。

これは、ジニョママをおどろかすためにナイショにしないといけないんだ。


「パパ!ジニョママのプレゼントよういできた?」

「いや、まだなんだ。」

「ダメだよ。はやくよういしてね。」

「ああ。わかってるよ。ところで、ユギョムは用意したのか?」

「うん。いま、ヨンジェセンセイにおしえてもらってるよ。」

「そうか。なぁ、ユギョム。ジニョンは何を渡したら喜んでくれるかな?」

「そんなの、パパがかんがえなくちゃダメでしょう。」

「はははっ。確かにそうだよな。」

ジニョママは、パパがくれるものならなんでもよろこぶとおもうけどな。


きょうも、ヨンジェセンセイのところにきている。

もうすこしで、できあかるんだ。

ジニョママよろこんでくれるかな?

「ねぇ?ユギョムくん。ジニョンセンセイが心配してたよ。」

「ジニョセンセイが?」

「うん。」

ぼくが、まいにちこっちにきてるからかな?

でも、もうちょっとなんだ。

ごめんね。

ジニョママ。
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