パパとセンセイ

□ユギョムくんのクリスマス
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きょうは、たのしいクリスマスだ!!


ジニョセンセイが、ぼくのおうちにきてからはじめていっしょにクリスマスをするんだ!

すごく、たのしみだな!


パパは、おしごとがあるから、ぼくとジニョセンセイとでじゅんびするんだ。

「ユギョム?クリスマス何食べたい?」

「ケーキでしょう。チキンに…あとあと。」

「シチューとかは?」

「いる!」

ジニョセンセイは、いつもおいしいものをたくさんつくってくれるんだ。

だから、ぼくはいつもしあわせなんだよ。



いまから、ジニョママとかいものにいくんだ。

あっ!

ジニョママってジニョセンセイのことだよ。

おそとでは、ジニョセンセイでおうちでは、ジニョママってよんでるんだ。

「ユギョム!用意終わった?」

「は〜い!」

「じゃあ、行こうか。」

ジニョママのてがぼくのてをギュとしてくれた。

ジニョママは、いつもぼくとてをつないであるいてくれるんだ。

だから、あんしんできるんだ。

「買い物が終わってからケーキを取りに行こうね。」

「うん!」



スーパーにはいり、きょうのパーティーのたべものをジニョママはサクサクとえらんでいく。

でもね。

ジニョママのすごいところってパパやぼくのすきなものをえらんでくれてるんだよ。


やさしいでしょう。


それに、ぼくのためにおこさまシャンパンっていうのもかってくれたんだ。


へへへ。



かいものがおわり、ジニョママがまたぼくとてをつないでくれた。

スーパーをでて、こんどはケーキやさんにいくんだ。



ケーキやさんにつくと、ジニョママはぼくにかみきれをくれた。

「ユギョム、それをお姉さんに渡したらケーキをくれるよ。」

「ほんとうに?」

「うん。」

ぼくは、そのかみをおねえさんにわたした。

おくからはこをもってきてくれてなかのケーキをみせてくれた。

わぁ〜!

ぼくのすきなチョコレートのケーキだ!

ジニョママのほうをみるとぼくのかおをみてニコニコしてくれた。
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