GOT7 短編
□ハロウィン!!
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今年は、なんの仮装をするかな?
毎年恒例のハロウィンパーティ。
メンバーみな思い思いの仮装をして楽しんでいる。
俺は、毎年キャラクターの仮装をしているがベムとマークとジニョンはかなりクオリティーが高い。
まあ、発案者はベムだろうな。
ジニョンは、2人にいつも着飾ってもらっている感じだし。
最初の頃は、3人で女装してたな。
あの時のジニョンがメチャクチャ可愛かった。
そう言えば、何年か前のハロウィンパーティーでジニョンが着た、バンパイヤの格好もメチャクチャ良かったよな。
その後、俺、ジニョンに血を吸われたもんな。
まあ、振りだけど…。
その代わり、俺はジニョンを抱かせてもらったけどな。
でも、あの時はすごく興奮したよな。
高貴なバンパイヤの格好をしたジニョンが段々と淫らになっていくのは…最高だった。
黙っていると、キリッとしているから男なんだけど、その表情が崩れると一気に柔らかなジニョンになるんだよな。
中性的っていうのかな…?
ヤベー。
思い出したら、また…。
「ジェボムヒョン?」
「えっ?あっ、どうした?」
「ん〜?」
ジニョンが、浮かない顔をしながら俺の横に座って来た。
珍しいな。
どうしたんだ?
「ジェボムヒョンは、今年のハロウィンパーティー何着るか決めた?」
「ああ。一応な。」
「そうなんだ。」
「ジニョンは、決まってないのか?」
「ん〜。悩んでる。」
珍しいな。
今年は、ベム達と一緒じゃないのか?
「また、ベムが考えてんだろう。」
「ううん。今年は自分達でやろうって事になったから。」
そうなのか?
なら…。
「ねえ?ジェボムヒョンはどう言うのがいいと思う?」
言っていいのか?
「ん〜?ジニョンはどうしたいんだ?」
「だから、聞いてるのに!」
「はいはい。」
「ジェボムヒョンは、今年も何かのキャラクターにするの?」
「いや、今年は違うよ。」
そう。
今年は、キャラクターの仮装をやめてちょっと違った感じにしようと思っているんだ。
あっ!
「だったら、今年はジニョンがキャラクターの仮装をしたらどうだ?」
「キャラクター?僕に合うのがあるかな?」
「ん〜。そうだな。…あっ!あれなんかどうだ?」
そう。
この一言で、今年のジニョンの仮装は決まったのだ。
俺の一言で決められるってなんか信頼されてて嬉しいな。
今年のハロウィンパーティーは放送を兼ねて行われた。
確かに、カムバック前だから下手にハメを外すわけにもいかないしな。
しかし、常に全力投球とは言え食べる事やゲームでもみんな容赦無くしてたよな。
あまりにも楽しくてつい、撮られている事を忘れる時もあったもんな。
まあ、これが俺達らしいやり方でもあるんだけどさ。
それに、みんなが楽しんでくれてるんならそれはそれでありがたい。