GOT7 短編

□happy birthday−ヨンジェ
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今日は、僕の誕生日。

いつも、ワガママを言えないジニョンヒョンに今日はワガママを言ってみようと思ってるんだ。

寝坊助の僕が今日は朝早く起きてジニョンヒョンの側に行った。

「おはよう!ジニョンヒョン。」

「おはよう…。ヨンジェどうしたの?」

「ん?何が?」

「だって、いつもは起こしてもなかなか起きないのに。」

「そんな事ないよ!たまには僕だって…。」

「ごめんごめん。そうだよね。どこかにでかけるの?」

「ジニョンヒョンは?」

「僕は特に予定はないから家でゆっくりしようかな?って思ってるけど?」

「じゃぁさ、僕の買い物に付き合ってよ!」

「買い物に?ん〜…いいよ。」

「本当に?」

「うん。」

やった!

ジニョンヒョンと初めて2人で出掛けられる。

急いで出掛ける準備をしてジニョンヒョンを待っているとユギョムが起きて来た。

「おはよう!」

「おはよう。」

「ヨンジェ、お待たせ。」

「あれっ?ジニョンヒョンどこかいくの?」

「うん。ヨンジェと買い物に。」

「僕も行きたい!」

えっ?

そんなの絶対にダメ!

でも、ジニョンヒョンは優しいからいいよって言うんだろうな…。

「ごめんね、ユギョム。今日は、ヨンジェとデートだからまたね。」

デート?

ジニョンヒョンにそんな風に言ってもらえて僕の心は弾んでいた。




2人で街を歩き、色々なショップを見てカフェに入りランチを食べまた街を歩き。

たわいもない行動だけどすごく楽しかった。

楽しいと時間があっという間に過ぎるって言うけど本当だな…。





ジニョンヒョンがどこかに電話をし始めた。

「もしもし?ジニョンです。これから行きますのでよろしくお願いします。」

「ジニョンヒョン?」

「ヨンジェ、折角だからご飯食べて帰ろう。」

「うん!」

ジニョンヒョンが連れて来てくれたお店はちょっと高そうな感じのお店だった。

こんな所にいいのかな?

中に入ると店員さんが奥の方に案内してくれた。

「さぁ、ヨンジェ。どうぞ。」

そう言われて扉を開けると…。



パンパン!


パンパンパン!



『ヨンジェ!お誕生日おめでとう!』

そこには、メンバーみんながいた。

「ジニョンヒョン?」

「うん。今日はヨンジェのお誕生日だからみんなで計画したんだ。驚いた?」

「うん。」

「なら、成功だね。」

って事は、今日のデートも計画のうちだったのかな?

僕は、ジニョンヒョンと出掛けられて嬉しかったんだけど…。

僕はみんなの所に行き誕生日会を楽しんだ。

「ヨンジェ?ジニョンとのデートは楽しかったか?」

「う…うん。」

「そうか、良かったな。ジニョンの奴予定外にヨンジェと出掛けるなんて言うからさ。」

「えっ?そうなの?」

「ジェボムヒョン?何の話してるんですか?」

「ん?ジニョンが予定外にヨンジェとデートしたって話だよ。」

「すみませんでした。でも、可愛いヨンジェに『買い物に付き合ってよ』なんて言われたら行ってあげたくなるでしょう。」

「本当に?ジニョンヒョン。」

「うん。だってヨンジェが初めて誘ってくれたんだもん。」

やっぱり、ジニョンヒョンって優しいな。

でも、僕がこうして誘えばジニョンヒョンは付き合ってくれるんだ。

じゃぁ、また今度誘ってみようかな?

「あっ!そうだ。ヨンジェはいこれ。」

「なに?」

「お誕生日おめでとう。また、デートに誘ってね。」

ジニョンヒョン…。

今年は、最高の誕生日になった。

大好きなジニョンヒョンとデートが出来て、プレゼントも貰って…しかも『また誘ってね』なんて言ってくれて。

それに、メンバー達も誕生日会を開いてくれて。

本当に幸せ者だな。

ありがとう、みんな!



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