GOT7 短編

□誤解=ヤキモチ
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「マークのバカ!!大っきらい!!」

そう言って部屋に戻って行くジニョン。

なんだ!何があったんだ?

「ジニョンヒョンどうしたの?」

「えっ?なんで?ジニョンヒョン怒ってるの?」

「マークヒョン?」

俺が一番わからない…。

なんで、ジニョンは怒ってるんだ?

しかも、『バカ?大っきらい?』って?

どうしよう…。

でも、理由がわからないとジニョンの所に行っても言葉で負けてしまう。

俺が頭を抱えていると、ジェボムが近寄って来た。

「マークヒョン?本当にわかってないのか?」

「ジェボム?ジニョンがなんで怒ってるのかわかるのか?」

「はぁ〜あ。これだよ。」

「これ…?」

「そう。ヨンジェとベッタリくっついて何やってるんですか?」

「えっ?これ?」

「仕事が終わって疲れて帰ってきたら恋人は、別の人と仲良くしてるなんて最悪でしょう?」

「えっ?えっ?」

「早く誤解を解かないともっと難しい事になりますよ。」

そう言われて、慌ててジニョンの部屋に行った。




「ジニョ〜ン?」

「・・・・。」

ベッドの隅で膝を抱えているジニョンに俺は近づく。もう一度名前を呼んでみる。

「ジニョン?」

「マークのバカ。」

「うん。ごめんね。」

「マークなんか嫌い。」

「やだ!嫌いにならないで…。」

俺は、ジニョンを抱きしめた。

ジニョンは、俺から離れようとしたが見た目より力のある俺には敵わない。

「マーク…?僕はジャマ?僕の事嫌いになった?」

「そんな事ないよ!」

「じゃあ、なんでヨンジェなの?」

「あれは、意味なんてないよ。ただ一緒に座ってただけで…。」

「本当に?」

「本当だよ。俺はジニョンが好きなんだよ。信じてよ。」

「でも、マークは僕にはあんな風に甘えてくれない…。」

「えっ?甘えていいの?」

「うん。そうして欲しいな。」

「ジニョ〜ン!」

俺はジニョンに覆い被さりキスをした。


こんな風にヤキモチをやいてくれるジニョンがメチャクチャ可愛い。

意図とはしていなかったが、ヨンジェにはある意味感謝しないとな。



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