GOT7 短編

□質問の裏側
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ある日、みんなで集まっているとふとマンネたちが変な事を言い出した。

「ねぇ、マークヒョンって今まで何人の人と付き合った事あるの?」

「えっ?何急に。」

「ねぇ、教えて‼」

「う〜ん、それって体の関係での付き合った人って意味?」

「うん‼」

「それだと、3人かな?」

「本当に?」

「うん。」

「ジェボムヒョンは?」

「はぁ〜?俺にも聞くのかよ。」

「うん。教えて‼」

「あ〜ぁ、3人?」

「え〜っ、ジェボムヒョンも3人なの?」

「ユギョムとジャクソンヒョンはないだろうし…。」

「ヨンジェヒョンは、1人でしょう。」

「ジニョンヒョンは?」

「えっ?僕?」

ジニョンは、多分1人って言うんだろうな。

「僕は…何人だろう…?ヒョン覚えてる?」

「あ〜ぁ?4人じゃないか?」

えっ?なんで、ジェボムがジニョンの付き合った人の人数を知ってるんだ?

「あれっ?そうだっけ?」

ジニョンが、考えながら指を折っていく。

「ヒョン、違うよ。5人だよ。」

「えっ?ジニョンヒョンすごい‼」

5人?ジニョンそんなに付き合った人いたの?

「あれっ?でも、僕達結成して3年でしょう?その前のJJで2年…。」

「1年に1人って事?」

「う〜ん、ちょっと違うかな?」

「どういう事?」

「初めに付き合った人は、練習生の時の1年で、次が半年で、その次も半年。JJの時と結成してからの1年で3年でしょう。で、今が2年?そうだよね、ヒョン?」

「あれっ?俺らって3年だっけ?」

「うん。確かそうだったと思うよ。」

えっ?ジニョンってジェボムとも付き合ってたの?

「ねぇ、ねぇ。ジニョンヒョンって、ジェボムヒョンと付き合ってたの?」

「うん。」

「何か、ジニョンヒョンってすごい。」

「えっ?みんな知らなかった?」

俺、そんな事一言も聞いてない。

ジェボムと仲がいいのは知ってたけど、付き合ってたなんて知らない。

まぁ、内心そうかな?とは思っていたけど…。

なんか、ムカムカする。沸々と怒りが込み上げてきた。

「ジニョン‼ちょっと来て‼」

「えっ?マクヒョン、どうしたの?」

「いいから‼」

俺は、ジニョンの手を引き部屋へと向かった。


部屋に入ると俺は、ジニョンを押し倒していた。

「どうしたの?マクヒョン?」

「聞いてない…。」

「えっ?」

「ジェボムと付き合ってた事も、他に付き合ってた人がいた事も…。」

「マクヒョン?」

「なんで…。」

俺は泣きそうになった。

「うん。確かに言ってなかったね。でも、聞かれないのに言ってもしょうがないでしょう。昔の事だし…。」

「昔の事?」

「うん。だって、今はマクヒョンがいるもん。」

「本当に?」

「うん。本当だよ。」

「俺の事、好き…?」

「うん。好き…。マクヒョン大好き‼」

「ジニョ〜ン‼」

俺は、ジニョン抱きしめキスをした。



***

「マークヒョン、怒ってなかった?」

「うん。」

「ジニョンヒョンの事、ショックだったんだろうね。」

「うん。」

「あれっ?でも、なんで怒ってだ?」

「ジェボムヒョン?」

「マークだって、付き合ったやつがいるんだろう?」

「だから、問題はそこじゃなて…。」

「えっ?」

「2人が付き合ってたって事がショックだったんでしょう。」

「そうなのか?」

「ほら、ジェボムヒョンの横でもショック受けてるのがいるよ。」

「えっ?ヨンジェ?」

「ジェボムヒョンは、ジニョンヒョンと付き合ってた事があるんですね。あんな綺麗なジニョンヒョンと…。」

「えっ?いや、ヨンジェ?ちょっと待て…。」

元はと言えば、マンネ達が変な質問してくるからだろう‼


この後、俺はヨンジェの機嫌を直すのが大変だった事は言うまでもない…。



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