my heart

□my heart 7
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台所で、夕飯の用意をしているとヨンジェとベムが手伝いに来てくれた。



「お帰りなさい。」

「ただいま。いない間ありがとうね。」

「ところで、ボスは大丈夫なんですか?」

その時、近くにいた人達も僕達の所に近づいて来た。

「う〜ん。本当ならもう少し入院してた方がいいみたいだけど、ジェボムさんが戻るってきかないから。」

「そうなんですか?」

「うん。だから、あまり無理はさせないであげてね。」

『はい!』

僕達の会話に近くにいた人達も一緒になって返事をしてくれたので驚いてしまった。

みんな、やっぱりジェボムさんが大好きなんだな。




準備が終わる頃、ジェボムさんはユギョムを連れて食堂に来た。

「起きたんですね。」

「ああ。」

「今、丁度呼びに行こうかと思ってたんです。」

「ニョ〜ォ。」

「ユギョムが、腹減ったみたいで起こしやがった。」

「えっ?うそ。ごめんなさい。」

「構わねえよ。それより、美味そうだな。」

「ジェボムさんの快気祝い?的な。」

「へぇ〜。」

ジェボムさんは、突然僕を抱きしめて来た。

「えっ?ジェボムさん?みんな見てるよ。」

「構わねぇよ。」

本当に、こういう所は俺様だな。



もう少しこうしていたいけど、料理が温かいうちに運ばないと。

「お腹空きましたよね。ご飯にしましょう。」

「ああ。そうだな。」

ジェボムさんから、離れてみんなで料理を運び始めた。

ジェボムさんは、ユギョムを連れて自分の座る場所へ行った。




料理を運び終えるとマークさんとジェク戻って来た。

「お帰りなさい。」

「ただいま。ボスは?」

「はい。今日は、戻ってからずっと寝てました。」

「そうか。ところで、すごいご馳走だな。」

「はい。ジェボムさんの快気祝い?みたいな感じで。」

「快気祝いか…いいな。」

みんなで席に着き、ジェボムさんの快気祝いが始まった。

ユギョムもジェボムさんも食欲旺盛でたくさん食べていた。

みんなも久しぶりにこの席にいるジェボムさんを見て喜んでいるようだった。



宴になると盛り上がりすぎる所があるんだけど、今日はジェボムさんを少しでも早く休ませてあげたかったからちょっと強引な感じもしたけど早めにお開きにさせてもらった。


みんなは各々部屋に戻り、僕はヨンジェやベムと片付けをし始めるとジェボムさんはマークさんと話を始めた。


お仕事も大変なんだろうな。
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