攻撃予報(?) (次郎神(仮))「………もっと他に、やり方があるだろう?」 (太郎神(仮)in摩耶)「『名無しの次郎如きが、あたしに命令しないで』」 ドン引き気味ながらも、提案をする次郎神(仮)に対して、ピシャリと其の提案を、一刀両断にする摩耶。 (喧花)「おいおい、名無しの次郎って矛盾してるぞ、摩耶。其れに、そんな言い方は良く無いぞ、可哀相だ。」 (次郎神(仮))「!?」 予想外の喧花の庇いに、ドッキンコ!と…内心、ときめきにも似た驚きに、小さく胸を、跳ね上げる次郎神(仮)(※顔は無表情。) だが……――――、 (喧花)「全国の次郎さんが。」 ズテテーーーーンッ!!! 喧花の其の発言に、此れまた、余りにも予想外だったのか、あの三郎神(仮)が、ギャグの古典的な転び方であるヘッドスライディングを、かました。 (次郎神(仮))「…………。」 其方(ソッチ)か…と内心理解しつつ、ややこしい上、紛らわしいと、少し不機嫌になる次郎神(仮)(※顔は無表情。) (太郎神(仮)in摩耶)「『あぁ、それもそうね。御免なさい』」 (喧花)「にしても、凄ぇな!どういうマジックなの?つーか、お前も、あの男共達も何なの?“力”とか何とか」 (太郎神(仮)in摩耶)「『さぁ?只、コレはちょっと太郎神(仮)に協力して貰って居るの』」 (一同)「「「(嘘だ!!あいつはメッチャ抵抗してたぞッ!!!!?)」」」 そう発言する摩耶に、心でツッコム一同。 (太郎神(仮)in摩耶)「『それより、さっき、あたしの悪口を言ったでしょ?ヘナチョコ騎士擬モドキ』」 (喧花)「!?。言ってねー!激甘党でコミュ障でヒッキー(←引き篭りの俗称)な影が薄い駄目人間だなんて、一言も言ってねぇーー!!!」 (次郎神(仮)・三郎神(仮))「「(こいつ馬鹿だーー!!しかもさっきより酷く言ってるぞ!!!)」」 (太郎神(仮)in摩耶)「『……今から逝かせてアゲルから、覚悟してて。』」 (喧花)「ヒィイイイイッ!お、お許し下せぇ摩耶様!!……って、今から?」 (太郎神(仮)in摩耶)「『それと、今日はテポドン注意報が出てる。』[ブツッ]…」 (一同)「「「「は?(テポドン!!??)」」」」 (太郎神(仮))「[ピーーー…ピーーー]……般ッ…お、俺は、一体何を!?」 (三郎神(仮))「交信が終わったみたい。」 (一同)「「「…………………。。。」」」 (太郎神(仮))「な、なんだよ?其の哀れむ様な視線は??」 ※どうやら乗っ取られてる間の記憶は無い模様です。 其の後、次郎神(仮)と三郎神(仮)に事情を聴き、太郎神(仮)は今までは喧花への怒りだけだったのだが、摩耶にも怒りを抱いたのだった。(プラス恐怖と不気味さもw) (喧花)「うぇええ!?俺死んだ!?死ぬの決定!?昇天決定!?」 (太郎神(仮))「昇天なんて生緩いもんじゃねーんじゃねーの??」 (次郎神(仮))「天に召されず、地に堕ちるな」 (喧花)「え?地獄の地って事か?オイ!!!」 (三郎神(仮))「哀れだね…」 (喧花)「仲間の手に因って万事休すとか、マジか……。。。」 『バッドエンドにも程がある』と、情けない声を出し、嘆く喧花。 そんな落ち込む喧花に、三郎神(仮)は、黒い笑みでは無く、愉快そうな柔らかい笑顔を向ける。 (三郎神(仮))「地獄の住人に会って仲良くなったら、何時(イツ)でもココに連れて来て良いからね♪」 その言い様は、まるで……『イイ彼氏が出来たら、お家に連れて来て、お母さん達にも紹介しなさいよね♪』 とでも言う様な類(タグイ)と同じニュアンスになる言い方を、意図が読めない笑顔で言う三郎神(仮)に、何を言ったら良いのか分からない喧花だった。 And that's all…? (それでおしまい…?) |