雪に咲く花

□不幸中の出会い
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「さすがだ。君は何を身に付けても映えるね。今日は彼らと一緒に仕事してもらうことになるからね」
沢村が指差したソファーに、男性が三人ほど腰をおろしていた。
見た目はそれぞれに違っており、がっしりした体育会系ぽいのや、スラリとした長身の男、中肉中背の男たちだ。
年齢は20代なかばから30手前くらいだろうか?
「おお!俺の理想の可愛いこちゃんだ。こんな子とやれるなんて本望だよ」
「ほんとだ。食べちゃいたいくらい可愛いな」
「あの、これって一体どういことですか?」
彼らの厭らしい雰囲気に嫌な予感がした。
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