BOOK

□現実
2ページ/3ページ





応援に応え、ジヒョは歌い、モモは踊り、ジョンヨンは懲りずに顔芸を見せONCEを楽しませる。

チェヨンも楽しく過ごした。
これがジョンヨンと楽しく過ごせる最後になるかもしれないから。






途中、辺りが暗くなりケーキが出てきた。TWICEのセンイルを皆でお祝いする。暗闇の中光る三本のろうそく。皆でお祝いの歌を歌う。


暗闇の中、ツウィがチェヨンに耳打ちした。


「大丈夫?」

「へ?」


表情はよく見えなかったが、
いつもと違うチェヨンに気付いたのかツウィは心配していた。

流石、ずっと一緒にいるだけある。


「うん!!」



チェヨンは明るく振い舞い途中から歌に参加する。





数時間後ーー。






舞台裏。
スタッフ一同「TWICEおめでとう〜!今日はお疲れ様でした〜!」


ファンミーティングが終わると、スタッフがサプライズを準備し、そこでも沢山お祝いをされた。


TWICE「ありがとうございまーす!!」



皆が笑顔。ジョンヨンも笑顔。

本当に幸せな日。






スタッフさんから用意されたケーキを食べながらTWICEは雑談をしていた。


「本当に今日は幸せ!」

「うん、でもケーキ食べ過ぎてもう辛くなってきたよ…笑」

「おいしい!じゃあみーたんのケーキもらっちゃおーっと♡」

「モモや…ほんとによく食べるね笑」



ジョンヨンは3人と話しながらケーキを食べ終えるところだった。
そこへチェヨンが話しかける。


「おんに、ちょっとい?」

「お〜チェヨナ!どしたの?食べよ食べよ」

「もう沢山食べたの。」



チェヨンはジョンヨンの手を引き
部屋を出る。

人気のない自販機の裏まで
やって来た。




.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ