BOOK

□NO
2ページ/2ページ



男の手は下着の中へと入って行き、
その割れ目へと指を動かす。




チェヨンにはどうすることも出来なかった。力も無ければ、声も出ない。ただ泣きながら男にされるがまま、何も出来ずにいた。



男「こんなに濡れちゃって、、、へへへ、さっきのクスリ、よく効いたみたいだなァ♡」


チェヨン「やだ、、ゃ」



男はその蕾を刺激する。





チェヨン 「あぁッ…!」



予想外の声に自分でも驚くチェヨン 。この感覚は一体何?

クスリって?私達はなにをされたの?





男は嬉しそうに笑みを浮かべ、
人差し指と中指で何度も刺激する。




チェヨン 「んぁッ…ぁんッ…あぁッ…なに、ッやぁっ」





チェヨンは男に媚薬を飲まされたせいで、完全にその指に反応する体になってしまった。



これ以上声を出しても男を喜ばせるだけだと、チェヨンは手で口を塞ぎ声を我慢しようとする。




男「だめだめガマンしちゃ!気持ちいいんでしょ?おい」

チェヨンは首を横に振る。
こんなやつに触られて気持ちいいなんてあり得ない。



そんなチェヨンの思いとは真逆に
体はみるみるとろけていく。




チェヨン「ぅぅ…ふぅッ…」



男の指は更に激しく動く。





チェヨン 「ひあああッ!!」




声を我慢出来ず、そのまま果てた。




チェヨン「はぁ、はぁ、、」




男「気持ちかったでしょ?次はもっとも〜っと気持ち良いことしてあげるよ」



そう言って男は自分の大きくなったブツを取り出し見せつけた。




男「はぁぁ…遂にこの日が…うれしい…ハァ、ハァ」




男はチェヨンの足を広げ、
それをあてがう。



チェヨン「やだやだやだ!!!!だめえ!やめて!!!」


チェヨンは近づいてくる男の肩を押し泣き叫んだ。



男はそんなチェヨンを見て更に興奮が高まる。

男「挿れるよ」


チェヨン「いやああぁあぁ!!」





ガン!!!






突然男の背後で鈍い音がなる。
男は一瞬固まり、前に倒れた。


男の背後にいたのは、
消化器を振りかざしたジョンヨン。





チェヨン「……?」


ジョンヨンはチェヨンを抱き締めた。



ジョンヨン 「チェヨナぁ、、」


ジョンヨンも泣いていた。


チェヨン「…おんに、、おんにぃ!」


チェヨンもジョンヨンを抱き返しひたすら泣いた。
ジョンヨンも涙が止まらなかった。
チェヨンを守るために必死で強く振舞って来た。手の震え、心の震えを押し殺し果敢に挑んで来た。




ジョンヨン「…チェヨナ、もう、、こいつ完全に意識を失ってる、大丈夫だからね」

チェヨン 「うん、、」



チェヨンの安心した表情を見ると、ジョンヨンは倒れてしまった。


腹部のダメージがあまりにも大きく、最後の力を振り絞って男を殴ったのだろう。





その後すぐに警察がやって来て、
男は気絶したまま現行犯逮捕された。






数日後。









チェヨン 「ジョンヨンオンニ、お腹、どう?」

ジョンヨン 「うん、でもあと6日後には退院できるって!」

チェヨン 「そっか…オンニ、私を守るために、ごめんね」

ジョンヨン 「なに言ってるの?チェヨンを少しでも守れたなら私は幸せだよ」



そう言って微笑むジョンヨン。
チェヨンは涙を浮かべジョンヨンを抱き締めた。


2人の心の傷はすぐには癒えるものではない。
しかし2人の間には確かな絆が芽生えた。




早く治して、また一緒に毎日笑い会おうね。


次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ