◎リクエスト作品A

□爪
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今日はチェヨンと同じ部屋。
ツアー中の為ホテル宿泊。





チェヨン『わーいジョンヨンオンニ
っ』




素直に手を絡めてくる、
ご機嫌なようだ。






すぐにスマホを取り出して、
セルカを撮り出した。

巻き添えを食らう私。





チェヨン『ジョンヨンオンニ〜』

ジョンヨン『動画かい!』

チェヨン『いえーい』






頭をくっつけてくる。





ジョンヨン『ご機嫌だねチェヨン』

チェヨン『うん』

ジョンヨン『お風呂行ってもい?』

チェヨン『えーもう行くのお』

ジョンヨン『うん』

チェヨン『…早く出て来てね』

ジョンヨン『一緒に入る?』

チェヨン 『…入る』

ジョンヨン『えっ、え』




慌てる私を見てくすくす笑われる。

からかったな、もう。




チェヨン『行ってらっしゃい!』





私は答えず急ぎ足でお風呂場に向かった。

チェヨンも久しぶりに過ごせる時間を、とっても楽しみなんだろうな。

普段あんなにでれでれして来ないから、久しぶりにあんなチェヨンを見ると愛しい感情が込み上げて来て。





ガチャ、


ドアを開けて部屋に戻ると、
すぐに飛びついてくるチェヨン。




もう、なに…
可愛すぎるんだけど….






チェヨン『おかえりっ』

ジョンヨン『…ただいま』

チェヨン『私も行ってくる〜』

ジョンヨン『ん、』





ドキドキ胸が高鳴る。




チェヨンを待ってる間、
ネイルの手入れをする。

どうせ明日新しいのにするし、

チェヨンの為に切ろう





爪切りでぱちぱち爪を切って、
彼女を待った。







チェヨン『ただいま〜』

ジョンヨン『はやっ』





思ったより早く出て来たチェヨンは、
バスタオル一枚体に巻きつけて、
鏡の前に座った。





なんでそんな格好…






綺麗で広い肩幅と
背筋を見て、唾をごくんと飲み込む。





これ明らかに誘ってるよね?







パッティングを終えて
ドライヤーで髪を乾かし始めるチェヨンを後ろから抱き締めた。





チェヨン『!』




驚いて振り向く彼女の唇を塞げば
赤くなってあたふたし始める。





ジョンヨン『ねえ』

チェヨン『な、なに』

ジョンヨン『誘ってんの?』

チェヨン『えっ…』





チェヨンの答えを待つより先に、
私は力ずくでベッドへ押し倒した。






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