◎リクエスト作品A
□ぷりん
1ページ/2ページ
プライベートでメンバーとお酒を飲むのは久しぶり。今日は明日休みということもあり、ナヨンとジョンヨンとモモとミナでお洒落なお店に来ていた。
女の子らしい可愛いカクテルで乾杯🥂。
ナヨン『本当にお酒飲むの久しぶりね』
モモ『今日は飲むぞお』
ジョンヨン『でもそう言っていつも飲まないよね』
ナヨン『そうそう笑』
アイドルがプライベートで飲みつぶれる訳にはいかない。一応飲み過ぎないようブレーキはかけている、というか無意識にかけている。
ジョンヨン『ツアーも終わって、とりあえずひと段落だぁ』
ナヨン『頑張ったよ私たち』
モモ『おつかれ〜!』
ミナ『ん!皆これ美味しい』
モモ『私も思った!』
ミナ『お酒に合うよ』
ツアーの話を交えながらだんだんと盛り上がってくる話。話が盛り上がれば当然お酒も進むわけで。
ナヨン『ジョンヨ二酔ってるでしょ』
ジョンヨン『私よりミナが酔ってるよ』
モモ『みーたんもう酔ったん?』
ミナ『少しだけね、久しぶりやから…』
ジョンヨン『久しぶりだとなんか酔うよね』
ナヨン『この中で1番弱いのはミナ』
モモ『うん、ナヨンオンニが1番強い』
ナヨン『モモも意外と強くない?』
モモ『ふふ、まあね』
ミナ『、もーもりん』
モモ『んっ?』
甘い声でモモの袖をくいっと引っ張りモモの瞳を見つめるミナ。
モモ(う、可愛い)
ミナ『…』
モモ『…ねえみーたん完全酔ってるんやけど』
ジョンヨン 『いいぞいいぞ』
ナヨン『もっと頼みましょ』
モモ『うん、みーたんまだ飲める?』
ミナ『うん、の、める…』
ナヨン『折角来たしね!』
ミナはもう一度モモの袖を引っ張った。振り向くと、お酒に火照ったミナのとろんとした瞳がこちらを見ていた。
モモ『みーたん…可愛い』
ミナ『へへ、からかわんといて…』
モモ『本心や』
ミナ『…ツアーほんま、大変やったね…』
急に話題を戻すミナ。
思考がいろんな方向へと向いている。
ナヨン『ホント頑張ったわよ、ミナ、足痛かったでしょ?』
ミナ『うん…』
ジョンヨン『痛いのにあんな長時間歌って踊ってるってすごいよ』
モモ『うん、ほんま頑張ったねみーたん』
ぽんぽんと頭を撫でると、
モモの手を掴んで離さないミナ。
ミナ『痛かったよう…どうにか、バレないように考える、の、必死やったし…』
ナヨン『うん、よしよし』
弱音を吐くなんてミナらしくない。
お酒は体に溜まった毒を吐かせてくれる。
.