◎リクエスト作品
□Party
1ページ/4ページ
今日は事務所を開設記念日。それを祝してJYP全体でパーティがある。
皆でお洒落してパフォーマンスして、料理やドリンクを楽しむ、最高の楽しいパーティだ。
TWICEはパフォーマンスを終え立食を楽しんでいた。すると、ジヒョの可愛がっていた後輩がジヒョの前に現れた。
後輩「ジヒョさん!」
ジヒョ「お〜久しぶり!」
後輩「お久しぶりです!さっきの歌、本当に素敵でした!鳥肌立っちゃいました」
ジヒョ「ふふ、大袈裟だね。ありがと、あんたも大分ダンスが上手くなっててびっくりしたよ」
後輩「本当ですか!ジヒョさんに褒められるなんて照れるなあ」
頭を掻きながら照れたように笑う後輩。その頭をくしゃくしゃと撫でるジヒョ。
後輩「くすぐったいですよっ」
ジヒョ「背も大きくなっちゃって〜」
後輩「そりゃ、もう大人ですから!ははっ」
その様子を遠目に見つめるサナ。
隣にいたナヨンに話しかける。
サナ「おんに、絶対あの子ジヒョのこと好きだよね」
ナヨン「うん、私もそう思う」
サナ「ジヒョは特別鈍感だから気づいてないけど…大丈夫かな」
ナヨン「…サナ妬いてる?」
サナ「そりゃ!…ちょっとは」
ナヨン「ふふ、まあでも私達もあの子達も恋愛禁止だし、しばらくは大丈夫だと思うわよ?」
サナ「…うん…でもジヒョも結構前からあの子のこと可愛がってる気がすんねん」
ナヨン「確かにねぇ…」
サナ「…」
ナヨンは元気を無くしたサナの背中をポンっと叩いた。
ナヨン「きっと大丈夫よ!ただの後輩だし!もーサナらしくない、これ食べてみて?美味しかったよ〜」
サナ「うん…そやな!食べる〜」
2人は食事の続きを楽しんだ。
後輩「いつか絶対ジヒョさんと同じ舞台に立つのが夢なんです」
ジヒョ「本当?」
後輩「はい!」
ジヒョ「お〜、あんたは努力してるし、絶対良い歌手になれると思うよ」
後輩「わぁ〜嬉しいっす!ありがとうございます!」
この日は皆それぞれ色々な人と話して、賑やかな夜となった。
お酒も入り気分も高まる。
ジョンヨン「私たち明日も早いから、あんま飲みすぎちゃダメだよ。特にモモ」
モモ「!なんで私」
ジョンヨン 「いやすぐ酔うから」
モモ「まだ酔ってないしー」
ミナ「ももりん顔赤いで?」
ジヒョ「私少しだけ酔ったみたい、風に当たってくるわ」
ナヨン「あれ、ジヒョ珍しい」
ジヒョ「ね、久しぶりだからかな、行ってくるー」
そう言い会場を後にした。
外に出て涼しい風を浴びる。
気持ち良い、けど少し寒いな
そう思いながら5分程当たると、会場へと戻る。その戻る途中に、先ほどの後輩とすれ違う。
後輩「あれ、ジヒョさんどうしたんですか?」
ジヒョ「少し酔ったから風に当たりに来たの。でも、もう大丈夫、大分覚めたみたい」
後輩「本当ですか?まだ少し、顔が赤いですよ」
そう言ってジヒョの頬に触れて来た。
ジヒョ「そう?ふふ、大丈夫よ」
ジヒョは笑いながらその手を払いのけ、歩き出そうとした瞬間。
その手を強く引っ張られた。
.